第28回東京網走会が開催されました!

 さる1022日新宿の京王プラザホテルで第28回東京網走会が開催されました。昨年は台風に見舞われ参加者も少なく散々でしたが、今年は秋晴れのすがすがしいお天気に恵まれまして、来賓の方を含め約140名の参加者が集いました。東京網走会にはこの10年、妙なジンクスがありまして、参加者が1年おきに増減するという傾向があります。今年もこの通りになりましたが、よく見るとこのジグザグが少しずつ漸減傾向にあります。東京網走会はましな方ではありますが、各地のふるさと会を通じた共通の傾向のようです。今後、若い人達にも喜んで参加して貰える企画が益々必要になりそうです。是非、良いアイディアがあればお寄せ下さい。

 さて、例年通り高橋さんの司会で総会が始まりました。まず、第28回東京網走会総会の開催にあたり志村会長から開会の挨拶、並びに決算報告、予算の承認等について説明があり、拍手で承認されました。

         志村網走会長     大場網走市長        小林厚木市長

ついで、高橋さんより来賓の紹介がありましたが、大場網走市長を始め網走市より8名の参加者、ついで小林厚木市長を始め5名の厚木市の関係者、その他各地のふるさと会等合計28名の来賓の紹介がありました。特に、網走市から8名の参加は久し振りの大勢の参加で大いに懇親をされていたようです。

来賓紹介に続き、大場網走市長から来賓を代表して挨拶がありました。昨年11月、無競争で市長に3選されました。昨年の東京網走会以降の主な出来事をお話しされましたが、今年は市の方からメモを用意され大変分かり易くて結構でした。以下に主な話題を示します。

@      網走市は今年、昭和22211日市政施行してから満60年になるそうです。

A      向陽高校と網走高校という道立高校と私立高校の合併で話題を呼んだ両校の合併後の名前は桂陽高校となったそうです。

B      今年の夏は猛暑で大変でしたが、農業はまぁまぁの成績で良好だったようです。しかし、秋鮭漁は20%の減少で、例年に比べ海水温が高いのが原因だそうです。また、今年の流氷は接岸がわずか2週間という短期間だったそうで、貴重な観光資源で  もある流氷がどうなるか心配のようです。環境問題が網走にも多いに影響を与えているようです。

C      市の重点施策の1つである健康の増進のために「あばしり健康カニチョッ筋体操」が市保健センターで作成され、市民の筋力アップに役立てるように普及活動をしているそうですが、日経でも紹介されていました。

D      網走出身の夏見 円さんがノルディックスキー世界選手権距離・女子スプリントで5位に入賞されました。距離競技での5位以内入賞は日本初の快挙です。

E     借り上げ公営住宅の建設協定が締結されました。中心市街地空洞化対策の一環として中心市街地4カ所に70戸建設されるそうです。要は、高齢者にとって住宅と買い物ゾーンが隣接して住みやすい環境を整えることと、中心市街地の空洞化対策を兼ねたもののようです。

「元気のある網走」へ向け努力をして行かれると言うことでした。

  ついで、友好都市の厚木市を代表して、小林厚木市長が挨拶されました。厚木市は市政52年だそうでこの点では網走市が先輩のようですが、人口224千人の大きな市であります。この夏には85人の小学生が網走市を訪問し、地引き網、芋掘り体験、知床訪問等を経験して来たそうです。また、1026日〜28日まで厚木商工観光祭に網走から水産物の出品をして貰うと言うことです。

ここで総会は終了し、伊勢谷さんの司会で懇親会が始まりました。例年乾杯の音頭を取る、宮川網走市議会議長が乾杯に先立ち4月の市議会議員選挙で20名の市議会議員が選任され、宮川さんが議長に、鈴木さんが副議長に選任されたことを紹介したあと乾杯し、懇親会が始まりました。

この後、懐かしい同級生、或いは知り合いと更に網走から来た市長以下の皆さんと和気あいあい楽しく懇談を続けました。

そして、しばらくの歓談のあと、室蘭出身のシンガーソングライター「百香」さんが網走近辺の情景を歌い込んだ「あなたに」を熱唱されました。拍手喝采を受けましたが、今後の活躍を期待したいものです。

ついで、友好都市の厚木の出身のハーモニカデュオ「ボン・ボア」がハーモニカ演奏を披露しましたが、ハーモニカとは思えない迫力ある演奏でした。

そして、午後8時いよいよ皆さんお楽しみの抽選会が小田島さんの司会で始まりました。まず、最初に全員に当たる郷土の水産物(カニ、いくら等)の抽選がありましたが、普段口に出来ない懐かしい景品に皆さん満足のご様子。ついで、網走市長、厚木市長、志村会長、サッポロビール、AIR・DO、小田島さん、渡辺行俊さん等から御寄付を頂いた景品について抽選が行われましたが、これには一喜一憂で盛り上がりました。ハイライトはAIR・DOから寄付いただいた女満別往復航空券でしたが、当たったのが幹事の中西さんだったため、辞退・辞退と掛け声がかかりましたが、そんな声にめげずしっかりと航空券を確保しておりました。

 楽しかった抽選会も終わり、来年の再会を期して解散となりましたが、帰りにはこれも恒例の網走のカレンダーに重いけど美味しいカボチャやらじゃが芋をお土産に帰路につきました。

今回も水野事務局長、有南副事務局長以下の各役員が奮闘され、楽しくお開きになりました。

また、来年、是非仲間を誘ってご参加下さい。

(文責 東京網走会副会長 得田 皓則)